「ムヒやブテナロックがワキガに効くって聞いたけどホントに効くのかな?」
こんな疑問をお持ちではありませんか?
確かにムヒは虫刺されの薬だし、ブテナロックは水虫の薬だし、本当にワキガに効くのか疑問に思ってしまうのも無理はありません。
そこで今回の記事では、どうしてムヒやブテナロックがワキガに効くと言われているのか。
そして実際にムヒやブテナロックをワキガに試してみた結果をお伝えしようと思います。
なぜブテナロックやムヒがワキガに効くの?
そもそもブテナロックは水虫の薬ですし、ムヒは虫刺されの薬です。
ワキガに効くとはパッケージにも説明書にも書かれていません。
それなのに、なぜワキガに効くと言われているのか不思議ですよね。
おそらく、その理由は口コミでしょう。
ブテナロックやムヒをワキに塗ってみた人がある程度の効果を感じることができ、それが口コミで広がっていったものと思われます。
でも、実際のところ効くのかどうか疑問ですよね。
そこで、ブテナロックやムヒの成分を調べてみました。
殺菌成分「イソプロピルメチルフェノール」が含まれている
ブテナロックにもムヒの成分を調べてみると、どちらも「イソプロピルメチルフェノール」という殺菌成分が入っていることがわかりました。
実は、この殺菌成分はワキガ対策用のクリームにも入っているものなのです。
確かに、この成分が入っているということはワキガにもそれなりの効果があってもおかしくありません。
このイソプロピルメチルフェノールがワキガの原因菌を殺菌して、ワキガの臭いを抑えてくれるということですね。
さらに、ブテナロックの方には「ブテナフィン塩酸塩」という殺菌成分も含まれています。
このブテナフィン塩酸塩の方は水虫の原因菌である白癬菌に効く殺菌成分のようですが、ひょっとするとこの成分もワキガの原因菌に効くのかもしれません。
ブテナロックやムヒはワキガに効くのか検証してみました
ブテナロックやムヒには、ワキガ対策用のクリームと同じ殺菌成分が含まれていることがわかりました。
ということは、ひょっとすると本当にワキガに効くのかもしれませんよね。
私も本当に効くのかどうか気になったので、実際にブテナロックとムヒをワキガ対策に使ってみました。
といっても、私自身はワキガではないので旦那のワキガに試してみました。
検証方法は、旦那にいつも使ってもらっているワキガ対策用のクリームの代わりにブテナロックやムヒを使ってもらうというもの。
これでワキガの臭いがしなければワキガにも効くということですね。
ブテナロックをワキガに試してみた結果
まずは旦那にブテナロックを試してもらうことにしました。
私も旦那も水虫ではないので、家に常備品は無く、薬局でブテナロックを買ってきました。
購入したのは「ブテナロックVαクリーム」という商品です。
これをワキに塗ってもらったところ、確かにワキガの臭いが抑えられていました。
塗ったあとはほとんどワキガの臭いがしないので、これは確かに効いていると言えます。
ただ、1~2時間程度で効果が薄れてしまい、外出などをして汗をかいた時はほとんど効果が無くなってしまいました。
ムヒをワキガに試してみた結果
続いて、ムヒも旦那のワキガに試してみました。
ムヒの方は虫刺され対策のために家の薬箱に常備品がありましたので、これを使うことにしました。
このとき試したのは「液体ムヒS2a」という商品です。
効果のほうはどうかと言いますと、確かにある程度の効果を感じることができました。
清潔にしたワキにムヒを塗ると、確かにワキガの臭いがかなり抑えられていたんですね。
臭い自体はブテナロックよりも抑えられていたような気がします。
おそらく、ムヒ自体にアルコールのような臭いがあるせいでしょうか。
殺菌成分とは別に、ムヒ自体の香りでワキガの臭いが抑えられていたような感じです。
ただ、持続力に関してはブテナロックのほうがあったように思います。
特にムヒは汗をかくとあっという間に効果が無くなってしまって、すぐに臭っていました。
おそらくブテナロックのほうはクリームなのに対してムヒはすぐに乾いてしまうので、皮膚への定着力が弱いのではないかと思いました。
ワキガ対策にブテナロックとムヒを使ったときの共通点
ブテナロックとムヒをワキガ対策に使ってみた結果、たしかにある程度の効果を感じることができました。
何もしていない状態よりも、明らかにワキガの臭いが抑えられていたことは間違いありません。
ブテナロックやムヒに含まれている殺菌成分がワキガの原因菌を除菌してくれているのでしょうね。
ただ、ブテナロックとムヒに共通して言えることは、持続力が弱いことです。
どちらも塗ったあとはワキガの臭いを抑えることができているのですが、長くても2時間程度で効果が薄れていました。
2時間おきに塗り直しが必要になるので、外で使うにはちょっとツライのではないかと思います。
そしてもうひとつブテナロックとムヒに共通して言えることは汗に弱いということ。
夏の暑い日などに外出すると、あっという間に効果が無くなってしまい、何も塗っていない状態と同じになっていました。
ブテナロックにもムヒにも、制汗成分が含まれていないので汗で流されてしまって効果が無くなってしまうのでしょうね。
もし、ブテナロックやムヒをワキガ対策に使うのであれば、別に制汗剤などで制汗対策も行う必要があります。
ワキガには殺菌効果だけでなく制汗効果もあるクリームを使おう
ブテナロックもムヒも、そもそもワキガ対策用の商品ではありませんので、持続力が無かったり汗に弱かったりするのは無理もないことです。
私の感想としては、ブテナロックもムヒも、ちゃんとしたワキガ対策に使うには力不足だというのが正直なところです。
やはり殺菌成分だけでワキガ対策をするには不十分で、「防臭成分」や「制汗成分」も含まれたワキガ対策専用のクリームを使うのが効果的です。
こうしたワキガ対策専用のクリームであれば、汗をかいても効果はあまり薄れませんし、効果も1日中持続します。
ただ、ワキガ専用クリームといっても色々なものがあることも間違いありません。
私の旦那にも今まで色々なクリームを試してきましたが、アタリとハズレがありました。
そこで、こちらの記事では今まで旦那のワキガに使ってきたものの中で良かったものをランキング形式にしてご紹介しています。
このランキングの上位にあるものは十分効果が期待できるので、ぜひ参考にしてみてください。
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