知らないでは済まない!ワキガ手術が失敗する理由と手術のリスク

知らないでは済まない!ワキガ手術が失敗する理由と手術のリスク

ワキガの臭いに悩んでいて手術を受けようか迷っているけど、ワキガ手術は失敗することもあるって聞いてなかなか一歩踏み出せない・・・。
ほんとにワキガが手術で治るのか不安だなぁ・・・。

 

 

こんな風にお考えではありませんか?
そう思ってワキガ手術を受けることができないでいるあなた。その迷いは正解です。
迷いもなくワキガ手術を受けていたら、今ごろあなたは大きな失敗をしていたかもしれないからです。

 

 

あなたもご存知のように、ワキガ手術は失敗することがあるのはよく知られていますよね。
しかし一方で、意外にもワキガ手術にひそむリスクの方はあまり知られていないのではないでしょうか。

 

 

ただでさえ高額な費用がかかるワキガ手術、絶対に失敗したくないですよね。
今回は、ワキガ手術が失敗する理由とワキガ手術のリスク、そしてワキガをちゃんと治すにはどうすればよいのか。
このあたりのことをお話していくことにしましょう。
この記事を読み終わるころには、ワキガ手術の前に知っておくべきことやワキガ対策のためにはどうすればよいのかがわかるようになるはずです。

 

 

 

ワキガ手術が失敗する理由

そもそも、どうしてワキガ手術は失敗するのでしょうか。
その理由を知る前に、もう一度ワキガの原因をおさらいしておきましょう。

 

 

ワキガの原因は、ワキから出る汗を栄養分にして雑菌が繁殖することでニオイを発することです。
そして、このワキガの原因菌の栄養分となる汗はアポクリン腺という汗腺から分泌されます。

 

 

ワキガ手術はレーザーや超音波などを使って、このアポクリン腺を除去してしまおうというものです。
つまり、アポクリン腺を除去してワキガの根本原因を無くしてしまおうという発想ですね。

 

 

確かにアポクリン腺を除去すればワキガは治るのかもしれません。
ところが、ワキガ手術は1回では治しきれずにワキガが再発する・・・というのもよく聞く話です。

 

 

ではどうしてワキガ手術は失敗してしまうのでしょうか?
その理由は簡単で、アポクリン腺を除去しきれないことがあるからです

 

 

代表的な治療法にレーザーや超音波を使う方法や電気凝固法といったワキガ手術の手法がありますが、どれもアポクリン腺を目視して除去するわけではありません。
アポクリン腺は皮膚の下にありますので、当然といえば当然ですが、見えないものを取り除くというのは並大抵のことではないということです。

 

 

アポクリン腺をうまく除去できるかどうかは、まさに担当の医師の腕によるところが大きく、経験の少ない医師や、経験は多くても腕の悪い医師にあたってしまうと「ワキガを治せなかった・・・」なんてことも普通に起こりうるわけですね。

 

 

ただ、当然そうなると2回、3回と手術を受ける必要がでてきます。すると、その都度また手術費用がかかってしまうわけですね。
きちんとワキガが治るかどうかわからないうえに追加料金が必要になるかもしれない・・・これではワキガ手術を受けるにも腰が引けてしまいます。

 

 

 

ワキガ手術にひそむ意外なリスク

ワキガ手術が失敗する可能性があるということは有名な話なので、知っている方も多いかとおもいます。
しかし、それ以外にもワキガ手術には様々なリスクがあるのはご存知でしょうか?

 

 

もし手術を受けるなら、それも踏まえた上で納得して受けていただいたほうがいいのではないでしょうか。
では、ワキガ手術にひそむ意外なリスクとはどんなものなのでしょうか。

 

 

ヤケドするかもしれない

超音波を用いたワキガ手術の場合、やけどするリスクがあります。
もちろん、クリニックではやけどしないように慎重に施術を行うのですが、それでも可能性はゼロではありません。
ワキガ手術のあとは痛いという話をよく聞きますが、その理由のひとつがヤケドによるものです。

 

 

別のところが臭うようになる

ワキガ手術はワキにあるアポクリン腺をとりのぞいてワキガの原因をなくすのが目的でした。
しかし、アポクリン腺はワキ意外にも存在していて、とくに股間の性器周辺には多くのアポクリン腺が集まっています。

 

ワキのアポクリン腺を除去すると、ワキから出ていた汗が行き場をなくして股間のアポクリン腺から出るようになり、今度は股間がニオってくる可能性があるのです。
こうした意外なリスクがあるのもワキガ手術にひそむリスクのひとつだと言えます。

 

 

ワキが黒ずむ可能性がある

ワキガ手術では切開する必要がある治療法もあります。
そうした治療法では、切開痕に色素が沈着して黒ずんでしまう可能性があるんです。

 

こうなってしまうとワキの見た目が悪くなってしまい、人に見せづらくなりますよね。
男性の方は特に問題ないかと思いますが、女性はノースリーブのワンピースなどを着られなくなってしまうので大きなリスクになってしまいます。

 

ワキガ手術はうまくいったけどワキに黒ずんだ傷跡が残ってしまった・・・
なんてことになるとワキガ手術が成功しても素直に喜べない結果になってしまいます。

 

 

ワキガ手術で合併症を引き起こす可能性も

全ての手術は常に合併症のリスクがあります。これはワキガ手術でも例外ではありません。
皮膚を切開して器具を突っ込んだりするわけですから、ここから細菌やウイルスが体内に侵入して思わぬ病気になってしまう可能性もあるのです。

 

もちろん、手術は清潔な部屋で清潔な器具を使って行うわけですから、合併症のリスクは低いといえますが、それでもゼロではないのです。
これは手術前にも医師から説明があることです。当たり前のことですが、ワキガ手術には合併症のリスクがあることも踏まえておかなければなりません。

 

 

手術回数が増える可能性もある

これは先ほども書きましたが、ワキガ手術が失敗するとワキの臭いは消えません。
そうなると2回、3回と手術を受け直さなければならなくなるわけですが、そのたびに高額な手術費用が必要となってしまいます。

 

手術費用は安くても20万円、高いところだと50万円以上することもあります。
これを2回受けると安く見積もっても40万円もの費用がかかってしまうことになりますよね。
こんな高額な費用をやすやすと出せる人も珍しいのではないでしょうか。

 

しかも手術が増えると、そのたびに合併症など他のリスクも引き受けなければなりません。
手術の回数が増えれば増えるほど身体的な負担も経済的な負担も大きくなるので、手術回数が増えるリスクというのは最大のリスクと言えるでしょう。

 

 

 

ワキガを治す?そもそもワキガは病気ではない

さて、ここまでワキガ手術が失敗する理由とワキガ手術にひそむリスクについてお話させていただきました。
失敗すると追加料金がかかるし、そのうえ様々なリスクまであることがわかると尻込みしてしまいますよね。

 

 

でも、そうは言ってもワキガの臭いはなんとかしたいというのが正直なところ。
では、ワキガ手術を受けるという発想そのものを変えてしまうというのはどうでしょうか。

 

 

なぜかというとワキガというのは病気ではないからです。
病気ですらないワキガを「治療」しようという発想そのものがナンセンスなんです。

 

 

そもそもアポクリン腺は、もともと人間という動物の身体に備わっている機能のひとつで、大昔はフェロモンの役割を果たしていたんですね。
人間は進化の過程でアポクリン腺が退化し、ワキや性器など限られた場所にしか残されていませんが、人間以外の哺乳類はアポクリン腺が全身にあって異性に対するアピールなどに使われているんです。

 

 

つまり、アポクリン腺があるのは私たち哺乳類の特徴ということ。私たちが進化の過程で得た大切な機能のひとつなのです。
もうご理解いただけたと思いますが、これが病気であるはずがありませんよね。
だから、まずはワキガを「治療する」という発想そのものをやめたほうがいいと思うのです。

 

 

 

正しいワキガ対策は「ワキガ大国」アメリカに学ぼう

では、どうしてワキガは病気扱いされるのでしょうか?
それは、日本でのワキガ人口が約10%くらいしかいないことが理由です。圧倒的に少数だからこそ病気扱いされるんです。
というのも、日本人をはじめとする黄色人種は、数万年という年月をシベリアなど極寒の大地で生活していたため、他の人種とくらべてアポクリン腺が退化していてワキガの人口が極端に少なくなっているんですね。

 

 

一方、日本人以外はどうかというと、たとえばアメリカでは約75%の人がワキガなんです。
実に国民の7割以上がワキガですから、まさにアメリカは紛うことなきワキガ大国というわけです。
当然アメリカではワキガが病気だという認識はなく、ワキガを「手術して治す」なんて言ったら馬鹿にされてしまいます。

 

 

ただ、圧倒的多数がワキガだからといってニオイを放置しているわけではありません。
アメリカの公立学校では思春期の子どもたちに「デオドラント教育」という教育をしており、ワキのニオイをどうすればよいのかをきちんと教えるのです。

 

 

その内容はシンプルなもので、「ワキにクリームを塗りましょう」というだけのこと。
だからアメリカ人は毎朝ハミガキをして顔を洗って、ワキにクリームを塗るという一連の動作が習慣化しています。

 

 

これは、私たち日本人も学ばなくてはいけません。
ワキガで悩んでいるのなら、ワキにワキガ対策用のクリームを塗るという簡単な動作を日常にとり入れましょう。
これなら、高額な費用を払って、リスクを負って手術をするよりもはるかに簡単ですよね。

 

 

ちなみに、このとき使うクリームはきちんとしたワキガ対策用のクリームでなくては意味がありません。
ワキガ対策用のクリームはアポクリン腺から出る汗を抑えたり、ワキガの原因菌を殺菌する成分が入っているからです。

 

 

ただ、そうはいってもワキガ対策用のクリームも様々なものが出ているので、どれが本当に効くのか迷ってしまうはず。
そこでこちらの記事では、ワキガ対策のためのクリームにはどんなものが良いのかをランキング形式でご紹介しています。
私は旦那のワキガ対策のために様々なクリームを試してきたので、その結果どれが本当に良かったのかをわかりやすくまとめました。ぜひあなたのワキガ対策のためにお役立てください。

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